2024.05.24Toyroro
食育の一環として「野菜の苗植え」を行いました。
外は雨だったので、室内でトマト・きゅうり・枝豆にチャレンジ! 椅子に座ってじーっと苗を見ている子どもたちに「これは何の苗でしょう?」と尋ねると、みんなはしばらく考えて「・・・トマト!」「・・・きゅうり!」と答えてくれました。
子どもたちは一人ずつ葉っぱを触ったり、匂いをかいだり、もぐもぐする真似をしたりしていました。思わず茎をギュッと握ってしまう子もおり、保育士に「優しくね」と声をかけられると、そっと手を放して、ちょんちょんと触る仕草も見せてくれました。
0歳児の子どもたちにとっては、初めて土に触れたのかもしれません。手についた土をじっと見つめて、不思議な顔をする姿が印象的でした。その後、穴を掘り、苗を植えて優しく土をかけて、みんなで「おいしくなーれ」と魔法の言葉をかけました。きっとお野菜さんたちも、みんなの声を聞いて沢山の実をつけてくれると思います。
野菜の苗植えが終わったので、これからは毎日声をかけながらお水をやり、小さなトマトやきゅうり、枝豆ができますように――とみんなで愛でます。
野菜を育てることは、食の体験を積み重ねることです。自分たちで作った野菜を美味しそうに食べる姿を見ることは、他の子どもたちとのかかわりを育てます。こうした活動を通して、子どもたちが自らの意思で食べてみようという食への関心を育てることが大切だと思います。