2024.07.24Toyroro
天気が心配されましたが晴れた空の下、
子どもたちは流しそうめん台の前で待ち構えています。
注意する事を伝えると、
真剣な顔でしっかりと話を聞いてくれました。
いよいよ「流しそうめん」のはじまり。
そうめん台の前に一列に並び、
フォークと器を持って待ちます。
「いくよ~」の合図でそうめんを流すと
一回目は水の流れが速く、
あっという間に流れてしまってみんなで大笑い。
二回目は水の量を調整して慎重に。
先生たちの応援を背に、
上の段の子がすかさずフォークでそうめんをすくい、
先生たちの握手を浴びる。
あっという間にコツをつかんで、
みんなが上手にすくい上げた。
少し気分を変えて次に流したのは「トマト」。
そうめんより早く流れる小さなトマトを
真剣な顔ですくい上げ、
ニコっと笑顔を見せる子どもたち。
星形のキュウリも、すぐにコツをつかんで
あっという間に全員がすくい上げる。
「もう少しする?」と聞くと
「もういい」と早く食べたそうな声。
「じゃあ、食べよう!」と声をかけ、麺つゆを足して手渡す。
すると、あっという間に麺を食べ終わり
「おいしいー」とつゆまで残さず飲んでいた。
「楽しかったー」そんな言葉が聞けると、
やって良かったなぁとしみじみ感じます。
少しの工夫で「食べる事」と「楽しい時間」が一緒になり食べる喜びが生まれる。
そんな“心を育てる食育”を大切にしていきたいです。